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モカポットとは?
モカポットとは簡単に言うと、「家庭用エスプレッソメーカー」です。ドリップにはないコーヒーのしっかりとしたコクを楽しめるのがモカポットの特徴。
モかポットはルイ・ぺルナール・ラボーというフランス人が1820年に発明した「洗濯釜」から着想を得た直火型の抽出器具です。アルミニウム製が定番ですが、ステンレス製もあり、フォルムやサイズもいろいりいろあります。
モカポットの別名「マキネッタ」について
モカポットを販売する大手の会社BIALETTI(ビアレッティ)は、モカポットのこを「モカエキプレス」と呼んでいます。しかし、SNSを見てみると、モカポットは「マキネッタ」と呼ばれることが多いようです。
この「マキネッタ」とはラテン語で「小さなエスプレッソマシーン」 という意味で、それが日本語で多く使われるようになったようです。
モカポットで淹れたコーヒーの特徴
うまく抽出することができれば、エスプレッソコーヒーに近い、力強く濃厚な味わいのコーヒーが抽出ですます。
しかし、エスプレッソマシンの圧量は8~10気圧だけど、モカポットじゃ1.5倍の気圧程度。抽出の仕組み上、湯があまりにも高温になるため、苦みが出やすいです。ちょっとしたコツがいる抽出器具です。
モカポットはどんな人におすすめ?
モカポットはお家で手軽にエスプレッソを楽しんでみたい方におすすめです。
甘いというより、苦みの強いエスプレッソになってしまいます。だから、本格的なラテやエスプレッソを求めてモカポットを使うと、がっかりしてしまうかも・・・。
他にも、
〇片付けが簡単
〇電気式エスプレッソマシーンに比べて比較的に安価
〇サイズも小さく、収納に場所を取らない
など手を出しやすい器具の一つだと思います。
モカポットの使い方
<準備するもの>
・モカポット本体(今回は)
・コンロ
・豆(中~粗挽き):15グラム
・お湯:150ml
以上です。
手順① コーヒー豆をセットする
フィルターバスケットにコーヒー豆15グラムを入れ、縁をとんとんと軽く叩いて、粉の密度を均一にする。
手順② 別で沸かしたお湯をモカポットにセットする。
ケトルなどで水をい80℃くらいまでわかします。それを、モカポットのボイラーの安全弁の下まで湯をいれます。(約150ml)
予め、湯を沸かしたものをセットすることモをカカポットを直火にセットする時間が短くなり、コーヒーの粉が焼けるほど熱くなるのを防ぐことができる。
手順③ 本体を火にかける
タボイラーにサーバーを取り付けて、まずは弱火にかけます。
抽出具合を確認するために、蓋は閉めないでおいてください。
手順④ 火を止め、火から離す
コーヒーが管を通って下かた上に押し上げられてきたら、さらに火を弱めます。
1分待ってから、火から下ろします。ここで、抽出しきってからも、火を止めずに、空焚きにならないように注意してください。
抽出が1分以下で終わると、挽き目が粗すぎる、1分以上かかると細かすぎるという印です。
モカポットっていくらくらい?
サイズや材質にもよるが、アマゾンではアルミ素材の3カップ用で約3000円、6カップ用で約3500円くらいで販売されていました。
モカポットのほとんどが直火式のため、IHでは使えない点がやや使いづらい点です。家にIHしかないところは別途ガスコンロなどを用意する必要があるため、手を出しづらい抽出器具ではありますが、お手軽にエスプレッソの味(近い味・・・(笑))を味わえるという点ではいいかもしれません。