今回紹介するのは「エアロプレス」です。家庭用でもアウトドアでも本格的なコーヒーを楽しめるエアロプレス。淹れる人やレシピによって、味わいが大きく変わることから、最近ではエアロプレスのコンテストが開催されるまでになっています。
今回の記事を読んでいただければ分かるコト!
★エアロプレスの使い方
★エアロプレスの抽出のポイント
★エアロプレスの基本レシピ
★どんな人にエアロプレスがおすすめか
★エアロプレスとアメリカンプレスの違い
★味しいエアロプレスコーヒーが飲めるカフェ(東京・福岡)
Contents
エアロプレスの使い方
エアロプレスはレシピや淹れ方によって、違う味わいが楽しめる抽出の幅が楽しめる抽出器具です。ですので、難易度が高い抽出器具でもあります。そんなエアロプレスの使い方をまずは説明します。
・コーヒー豆20g
・エアロプレス一式(ペーパーフィルター含む)
・コーヒーミル
・スケール(計量器)
・タイマー
・ケトル
・スプーン
・お湯
STEP1 コーヒー豆を計量・挽く。
まず、コーヒー豆20gをはかり、中粗挽きで挽く。豆の粒の大きさ目安はグラニュー糖です。
STEP2 ペーパーをキャップにはめ、湯通し
専用のペーパーフィルターをキャップにはめて、湯通しする。それを本体にくっつける。
サーバーにエアロプレスのチャンバーをセットし、挽いたコーヒー粉を入れる。
STEP3 抽湯スタート
粉を入れたら、その上からできるだけ素早く、一気に200gのお湯を注ぐ。
お湯を注いだら、3回攪拌し、1分間待つ。
1分待ったら、もう一度、3回攪拌します。
STEP4 プレスする
25秒かけて、ゆっくりプレスしていく。最後は押し切らないことがポイントです。
チャンバー内に十数グラム残すことによって、雑味のない抽出ができます。
どんな人にエアロプレスはおすすめか
結果からいうと、エアロプレスは万人におすすめできる抽出器具です。
エアロプレスは淹れ方によって、同じお豆でも違った味わいで抽出ができ、抽出の幅が楽ししむことが可能です。さまざまな味わいを淹れ方によってコーヒーを楽しみたいという玄人にもおすすめできます。
逆に、決まった抽出レシピで淹れることで、出したい味わいを簡単に再現可能なので、「誰でも簡単に抽出できる」が最大のメリットだと思いますそのため、初心者にもおすすめできる抽出器具です。
また、エアロプレスは「エアロプレスgo」という、通常バーションに比べてコンパクトなシリーズも販売されています。コンパクトな分、持ち運びがしやすく、アウトドアでコーヒーを飲む人におすすめです。
エアロプレスとアメリカンプレスの違い
近年では、フレンチプレスとエアロプレスに加えて、アメリカンプレスがコーヒープレス界の新生として登場した。
アメリカンプレスのいいところは特許取得の密閉式ポッドを使用した、圧力をかけることでコーヒーを抽出する。圧力をかけることで「より早く、より美味しい」コーヒーの抽出を実現させます。
エアロプレスとアメリカンプレスの大きな違いは、コーヒーオイルの出かたと見た目です。エアロプレスは紙のフィルターを使用することでコーヒーのオイルが吸収され、味わいが重くなりすぎることなく、後味スッキリの仕上がります。
逆に、アメリカンプレスは金属フィルターで抽出するのでコーヒーオイルがそのまま抽出され、コーヒーのもつ本来の味わいがしっかり楽しめます。
エアロプレスは別売りのステンレスフィルターも販売しています。気分によって、コーヒーオイルも一緒に抽出したい時にはフィルターを変えるという楽しみ方も可能です。
あとは、見た目です。アメリカンプレスの方がよりスタイリッシュな見た目で、抽出時に圧力を徐々にかけていくと、透明のお湯にコーヒー成分が溶け出すことによって、透明だったお湯の部分が茶色へ変化するグラデーションが楽しめるところも魅力のひとつです。
美味しいエアロプレスが飲めるカフェ(東京・福岡)
FUGLEN TOKYO(東京)
FUGLEN TOKYOではノルウェー発のメインはカフェ、夜はカクテルバーになるお店です。東京に店舗ができたのは2012年。北欧のビンテージデザインの家具を使用された造りで、まるで人の家にお邪魔したようなアットホームでゆっくりと落ち着ける空間でコーヒーとお酒が楽しめます。
そんなコーヒーメニューの中で「エアロプレスコーヒー」を選ぶことができます。
浅草店に2年前くらいに行ったときは、エアロプレスコーヒー・ドリップコーヒー・エスプレッソの3種類のみ比べセットが約1000円で楽しむことができました。
2012年の日本号店の渋谷区富ヶ谷のオープン以来、浅草店、羽根木公園店と神奈川県にロースタリーをオープンさせています。
MANLY COFFEE(福岡)
エアロプレスで抽出したコーヒーをメインに提供するのが福岡県平尾に店舗を構えるMANLY COFFEEです。
エアロプレスの大会「ジャパンエアロプレスチャンピオンシップ」の日本開催をけん引されたという、日本でエアロプレスを有名にしたといっても過言ではない、須永さんが店主を務めています。
ここに行けば、本格的なエアロプレスを楽しめるはもちろんのこと、エアロプレスの疑問も解決するでしょう。今後、エアロプレスが日本でさらに浸透したときには、その道のメッカになること間違いないでしょう。