今回の記事では、2022年のSCAJ(年に一回のコーヒーの祭典)で発表され、2ヶ月あまりで1万台以上売れた高機能電動グラインダーについて取り上げます。
まず、私がこのVARIA VS3を購入した経緯は、新しくエスプレッソマシーン(Flair58)を購入し、家庭にエスプレッソ用にコーヒー豆を挽けるグラインダーを持っていなかったからです。
Contents
VARIA VS3の簡単な特徴
日本公式代理店のKigu by Kurasuで紹介されている特徴を簡単にピックアップしました。
①エスプレッソから水出しコーヒーまで無段階にグラインド
②豆残りゼロへ
③コンパクトとパワフルの両立
④驚きの静音性と、スムーズなグラインドタイム
◎コンパクトなボディでスタイリッシュな見た目ながら、挽き目もエスプレッソ用の極細〜水出しコーヒーやプレス用の粗めまで実質無限に調整ができます。
→エスプレッソ用の豆を挽きたかったので、今回このVARIA VS3を購入しましたが、結果的には大満足でした。
◎本体の大きさは高さ31cm、幅はなんとわずか9cmなので、置き場所には困らず、キッチンにおいてもスタイリッシュなたたずみにワクワクが止まりません。
VARIA VS3の分解清掃の方法
VARIA VS3の特徴の一つに豆残りが少ないことが挙げられるくらいなので、分解清掃をしたとしても、そこまで、コーヒーの粉が詰まっていることはありません。↓の写真のようにな細かな粉しかなく、重量にしても1g以下でした。
⬆️WILFA AROMAのコーヒー粉残り具合(1週間使用後)
以前使用していた、WILFA AROMAのコーヒーの残り具合と比べると、VARIA VS3は粉の残り具合は少なく、差は歴然でした。残り粉が少ないと味への影響も少なく、美味しいコーヒーを淹れることにもつながると思います。
解体方法は簡単でした!
VARIA VS3の分解方法は簡単で、解体見本が同封されているので、それ通りに解体すれば初めてでも問題なく解体清掃できました。部品は8つあり、基本的にはネジで止まっておらず、簡単に抜き差しができました。
解体見本は解体順番通りに配列された、実寸大の写真が載っているので、外した部品を写真の上に置いておけば、順番がわからなくなることや部品紛失する心配がいらないような作り方になっていました。

VARIA VS3を購入してよかったこと2点
ここからは、実際に私がVARIA VS3を購入してよかったことを2つ挙げていきます。
ちなみに、ここではスタイリッシュな見た目とスペースを取らない本体サイズについてはいうまでもなくいい点なので、触れないでおきます。
✅ 1. 挽き心地と仕上がりの精度が抜群
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ステンレス製の刃としっかりしたボディ構造で、粒の揃い方が非常に均一。
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エスプレッソからフレンチプレス、水出しコーヒーまで、微調整が細かくできるクリック式調整機構が優秀。
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特に手動ミルとしては静かでスムーズな挽き心地が特徴。
→ 「毎朝のコーヒーが1ランク上がった」「安定した味を出せるようになった」といった感想が自然です。
✅ 2.静電気防止水スプレーが付属し、使用下においての故障も1年間のメーカー保証の対象になる
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RTDスプレー=コーヒー豆を挽く前に“軽く湿らせる”ための霧吹き(静電気防止用)が付属品としてついてくる。
- ミルにかける前の豆にほんの少し水分(霧状の水)を吹きかけることで、
静電気を抑えて粉の飛び散りを防ぐ方法。 - 特にVARIA VS3のような高精度な手挽きミルを使う人には相性が良く、
粉の散らかりが減って、挽き終わり後の掃除がラクになります。 - RTDスプレーでの使用下での故障も保証の対象になります。
まとめ
VARIA VS3は、見た目の高級感だけでなく、挽きの精度や使い勝手までこだわり抜かれた一台でした。分解清掃も簡単で、付属の静電気防止スプレーや保証対応など、細かな配慮にも安心感があります。
「自宅でも、旅先でも、いつでも理想の一杯を楽しみたい」
──そんな方には本当におすすめできるグラインダーです。